プルメリアの育て方

 

 

 

 

プルメリアの育て方

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プルメリアは熱帯アメリカ原産のキョウチクトウ科の多肉植物です。日本ではハワイの花といったイメージが一番強いかもしれませんね。そのハワイでは小型のレイにプルメリアの花びらがよく使われているみたいです。近年では東南アジアにも多く入ってきており、より身近にプルメリアを見る機会が増えてきているとは思われます。インドソケイの呼び名でもアジアではしたしまれており温暖なバリやタイなどでは街路樹で立派なプルメリアを見かける事もあります。しかしながら日本で開花したプルメリアを見かける事はまだまだ少ないのではないでしょうか。今回はそんなプルメリアの育て方の説明をしたいと思います。

 

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プルメリアはキョウチクトウ科ですが日本のキョウチクトウのように路地で越冬するのは難しいです。その為になかなか日本で定着しにくいのではないでしょうか?熱帯の花はどうしても越冬するのに一定の温度が必要になってくるので、これは温暖な地域の少ない日本できちんと育てるのは難しくなってくるのかもしれません。

 しかしながら今回は弊社でおすすめの越冬方法をお教えします。

 プルメリア育て方は多肉植物という特徴をいかしてから越冬させてあげればいいんです。多肉植物は水分を貯水するために体内に水分を貯水する特徴をもっています。それは長い乾期の時期に対応するためなのです。これをいかしたあげてからプルメリアを越冬させてあげましょう。温度が下がってくると(10度以下)プルメリアは成長をしなくなります。後は徐々に水を控えめにしていき、最終的には水を絶ってください。水をあげないことで葉が落葉しますが、これからプルメリアを休眠させて越冬することを考えるとつらいようですがいたし方ない処置なのです。落葉して丸裸になったプルメリアは体内に貯水した水分で冬の間を乗り切る事が出来るので温度が高くなる春までは霜の降りない室内等で管理してください。この場合は直射日光は必要ないので適度な日当たりの場所でもかまいません。この時に一番大事にしたい部分が先端の新芽の部分です。この芽に来春~秋くらいに開花する花芽が入っていると思われます。この芽を枯らしてしまうと来年の開花が遅れてしまったり場合によってはは咲かなかったりします。温度がでてくる4月くらいになるとプルメリアの先端のほうから新しい葉っぱが出始めます。この状態になったら直射日光の当たる場所に日中は置いてあげてください。夜間の温度もあまり下がらないようだったら、そのまま置きっぱなしでもかまいません。この時、葉の枚数が出てきたら肥料分を与えてあげることも忘れないでください。肥料は一般的な液肥や緩効性のものでかまいません。現在お持ちの肥料で不安の場合はお問い合わせください。

    冬場の管理に失敗した場合

 この場合は一部が腐敗していたり根がほとんどはっていなかったりする場合だと思われます。全体的に軟くてなっていて中を切っても茶色い場合は枯れてしまっているので残念ですがプルメリアはなんらかの原因で枯れてしまったと思われます。一部が腐敗している場合は硬い部分だけ残してから、そこだけ挿し木して新たな根を出させてあげましょう。発根せさるコツとしてはジベレリンなどのお発根剤をつかったり薄めた液肥等に付けてから挿し木するなどがあります。どちらも多少の出費があるので必要と感じるなら使ってみてください。ここでは弊社のプルメリアの挿し木方法を説明します。弊社では微粒子のボラと微粒子のヤシガラをブレンドしたものに切り口を数日置いてから乾燥させてあげたプルメリアを挿し木します。だいたい1月半~くらいで発根します。根が安定してきたら12~15cmくらいの鉢に植えつけます。植え付けようの用土は水捌けのよい用土を選んであげてください。弊社では赤土5ボラ2ヤシガラ3くらいの用土を使用しています。根がほとんどはっていなかった場合にはそのまま根を動かさないように様子をみるか、思い切って土を入れ替えてみてください。入れ替えの際には出来るだけ根を傷めないようにしてあげてください。

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 プルメリアの鉢替えの時期ですが出来るだけ8月中までに行ってください。この際にあまり大きくしすぎると越冬の際に邪魔になってくるので、冬の事を考えてから鉢は選ぶようにしましょう。用土については上で述べているように水捌けのよい用土で植え付けたほうがいいでしょう。

 プルメリアの選定は基本的には必要ないんですが、花が付かない場合には枝が分かれずに一本立ちのまま高さだけが出てしまいます。このままでは邪魔になってしまうとうい場合には一度適度な高さで選定してあげてください。切ってから1月ほどで新芽がでてくると思います。だいたい2~3芽出てきます。よく見かける2~3枝のプルメリアは花の後か選定したものです。選定の時期としては鉢替えと同じように8月中が好ましいです。

 プルメリアの病害虫ですがカイガラムシ(白いかたまりが寄生します)、ハダニ【肉眼では見えない虫により葉が赤茶色い染みがつく)、コナジラミ(小さな虫が飛び回ります)、アブラムシ(花や葉に緑の小さな虫がつく)などの害虫と葉裏の黄色い菌のような物質のサビ病があげられます。どれもほっておくときれいに花が咲かなくなるので注意してください。弊社でプルメリアによく発生するのはアブラムシが多いような気がします。アブラムシは特に開花時期に花にくっつきます。対処法としてはそれぞれの殺虫剤は農薬販売店で確かめてみてください。