ストロマンテサンギネアトリオスターの育て方
ストロマンテサンギネアトリオスターはブラジル原産のクズウコン科の観葉植物です。裏葉が赤く表は緑葉に白い斑が入り見事なコントラストで鮮やかな葉色です。別名としてはウラベニショウとも呼ばれています。こちらはその名の通りに裏が赤いことからのようです。。先にあげたストロマンテサンギネアトリオスターもストロマンテ属の3色入っているのでトリオでそれにスターという感じでなんとなくでも関連付けると覚えやすいかもしれません。植物の名前は日本人には覚えにくいのもあるしなかなか難しいですね。
このストロマンテサンギネアトリオスターの管理の仕方ですが基本的には室内向けの半陰性の観葉植物です。半陰性とは完全に日陰に置くのではなく直射日光に当たらない場所などの適度に日光も入ってくるような場所です。室内ですと日の入る窓がある部屋などがいいです。もし日光の光が一切あたらない場所で育てた場合は葉や茎が細くなり、やや間延びした樹形になります。こうなってきた場合には、直射日光な入る部屋に移動させてから植物に弱めの太陽光をあたえてあげてください。すぐに強い光をあてると葉焼けしてしますので注意してください。
ストロマンテサンギネアトリオスターの水管理についてですが、基本的には加湿な環境を好むのであまり乾燥させすぎると葉色が悪くなってきてしまします。春~秋いかけては2~3に一回は水をあげるようにして下さい。野外の風通しのよい場所ですと1日おきのあげたほうがいいかもしれません。乾いてくると葉が小さくしぼんでくるので置く環境によって調整してあげてください。冬場の水遣りですが夏場より少なくしてくだし。しかしながら冬場は暖房で室内が乾燥気味な環境になりがちな場合には葉水をするなど葉を乾燥させない工夫もしてあげるといいでしょう。関連して冬場の管理としては野外で霜の降りる場所は避けて室内のほうがいいです。野外でもやや深く植えつけていると地中の球根だけは越冬して春の暖かくなってきたら時期に新たな芽を出すこともあるようです。
ストロマンテサンギネアトリオスターの肥料についてですが、基本的には春~秋口までは2月に一回ほど緩効性の肥料をあげるような間隔で追肥を考慮してげてください。肥料分が切れると葉色が薄くなり葉も細くなりがちになります。
ストロマンテサンギネアトリオスターの病害虫についてですが、一番に気を付けないといけないのがスリプスです。肉眼では確認できないのでいつのまにか付いている場合がおおいです。症状としては葉裏の赤が薄くなり画像のようにマダラな模様になっていきます。対処予報としてはスリプス用の殺虫剤を農薬販売店購入して散布してください。
ストロマンテサンギネアトリオスターの増やし方は主には株分けで増やします。挿し木でも可能ですがその場合には1節の伸びた状態のものに限ります。節は密植してくると光を求めて伸びていくみたいです。株分けは下の根をほぐししていき根が絡まなくなるような常態にして、割る部分に手を添えてひねるようにこねながら分けていってください。
観葉植物のイメージが強いストロマンテサンギネアトリオスターですが花も付きます開花期は春になります。花は株が増えていき冬場にきちんと葉が残っていたら咲いてくると思います。葉より植えに立ち上がって咲くので目立ちはしますが花色が赤系なので裏葉の赤と被ってしまう為にやや印象にかけてしまうかもしれません。花はあまり長持ちはせず古い花はポロポロと下に落ちていってしまいます。思い切って花は切花として飾っておくのもいいかもしれませんね。