ブーゲンビリアの育て方

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ブーゲンビリアの育て方

 ブーゲンビリアはオシロイバナ科のブーゲンビリア属のつる性の多年草です。南米が原産地であり、現在日本で栽培させれいる園芸品種の原種となるのがグラブラ【B.glabra Choisy】スペクタビリス【B.spectabilis Willd】ペルウィアナ【B.peruviana Humb.et Bonql】の3つとグラブラとペルティアナの雑種のバッティア【B.×Holtt.et standl】です。これらの品種が交雑種したり枝変わりなどにより変化していったものです。日本では沖縄や九州~本州の沿岸部や霜の降りない地域などで多く露地栽培されているサンデリアナ種が有名で代表的なブーゲンビリアではないでしょうか。特徴は耐寒性がある品種で明るい紫の花色をしています。花も葉も先端がややとがった形状をしています。葉の緑色がやや濃く若干光沢がありあます。グラブラの系統に位置します。ただ園芸品種の原種となるのはバッティアが原種となるミセス・バット【’Mrs.Butt】ではないでしょうか。この品種が交雑種されたりしながら今のブーゲンビリアの主流となったと思われます。ブーゲンビリアの花は実際には萼(がく)であり花ではありませんその為に花が長く付いていると感じるのです。この萼(がく)は花を包み込むことから苞(ほう)と呼ばれることもあります。

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増やし方   

ブーゲンビリアは主に挿し木で増やします。幹肌が緑から若干茶色くなった硬い枝を1~3節ずつカットして先端にだけ葉を残し挿し所に挿します。用土は肥料気のない軽い水捌けのよいモノを使用してください。発根するまで約2~3ヶ月程かかります。ブーゲンビリアの挿し木の時期としては5~8月くらいが好ましいです。一定の温度が必要になってきますので20~30度くらいの温度を維持してください。もし気温の低い時期に挿し木するのであれば挿し木した鉢などをビニールなどで密閉してあげてください。挿し木は湿度が高くて大丈夫です。出来るだけ乾燥させないように切ったらすぐに挿し木してください。乾燥してしまった場合は一度水につけてあげてください。発根剤を使用すると発根がよくなりますが費用対効果を考慮してから使用してください。

 

 

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 剪定  

 剪定は主に夏場になると思います。日が長くなる夏場はブーゲンビリアは栄養成長に入り枝が徒長していきます。枝を何かに這わせたりあんどん仕立てみたいに巻きつけていくのでないなら、思い切って邪魔な部分を切ってあげてください。育て方にもよりますがブーゲンビリアは一夏でかなり伸びていきます。節の上で切るようにしてください。春や秋などは先端を軽く切るくらいの軽目の剪定のほうがいいです。あまり深く切ってしますと花芽が付く部分がなくなってしまします。

 

 

 肥料  

肥料は春~秋には緩効性のものを2ヶ月に一回のペースで与えてください。開花期にあまりやりすぎてしまうと栄養成長することもあるので注意してください。ややりん酸の多めのほうがいいかもしれません。地植えの場合には特に必要ありあません。

 

 

 鉢替え  

 鉢替えは2~3年に一回くらいで大丈夫です。大きさは1回り大い鉢で大丈夫です。従来つる性ですのでそんなに根が大きく成長はしません。鉢替えの際には根をほぐしてから植えつけてください。6~8月くらいが好ましいですが温暖な地域でしたら秋でもかまわないです。ただ花の時期にはあまり根をほぐさずそのまま植えつけてください。用土は水捌けのよいものを使用してください。

 

 

水遣り  

 水遣りは春~秋は乾いたらたっぷりあげてください。冬場は控えめにお願いします。鉢皿等を使用している時には残った水はこぼしてください。根腐れの原因になります。

 

 

 置き場所  

 置き場所は風通しのよい直射日光の当たる場所がいいです。あまり暗い場所ですと花落ちや葉落ちの原因になります。冬場は暖かい室内がいいです。品種にもよりますが0度くらいまでは耐寒性があります。※幼苗を除く。ただし霜には弱いので霜焼けには注意してください。10度あれば開花成長しますので育て方にもよりますが冬場でも開花する地域もあります。

 

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病害虫  

 害虫はアブラムシが発生します。加湿で風通しの悪い場所で発生しやすいです自然発生するのでいつのまにか他から移ってきたりもします。アブラムシは葉裏や花に主に寄生して養分を吸います。緑や茶色い色をしています。見つけた場合には隔離して農薬を散布してください。オルトランやアドマイヤーがお勧めですが手軽に使えるものが園芸店などで販売されているのでご相談されてみてください。病気は特にありませんが古木になってくると幹が枯れてきたりもします。

 

 

 花が付かない場合   

 一般家庭のブーゲンビリアの育て方ですと春と秋に2回開花期がありますがその時期に開花しない場合もあります。肥料を与えすぎていて枝が徒長している場合は先端だけ花芽がつき中間の部分に花芽がきていないです。この場合は肥料分をと取り除いてください。また水を控えめにして木をやや弱らせ気味にすると花が付きやすくなります。あくまでも乾かし気味であり乾かしすぎないようにしてください。花が終わった後は花をとってあげたほうが次の花が付きやすいです。

 

 

夏場に花を付けたい場合

 ブーゲンビリアは短日性になると開花する特徴があるので日が長い夏場は花が付きにくいです。この時期に花を付けるには肥料と水を控えめに育ててから日照時間を短くしてやす必要があります。朝の8時から夕方5時まで日にあててから残りの時間は暗い場所に移動してあげたり全体を暗く覆ってあげたりしてください。

 

※これ以外意でもブーゲンビリアの育て方について分からない事があれば常時受け付けていますのでメールにてご質問ください。常態については画像等送付していただけると助かります。ブーゲンビリア育て方メール

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